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旅行やライブの記録

SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”(感想)


2017.8.17
スピッツのライブ「SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”」へ。
場所は日本武道館
結成30年、メンバー全員50歳という節目のライブということで、新旧の楽曲を織り交ぜた豪華なセットリストだった。

ここのところ、遠目のアリーナ席が続いていたので、スタンドで前に遮るものがない状態の中、ライブに臨めるのがとても新鮮な感覚だった。

観客の年齢層は幅広い。
若いファンからメンバーと同世代ぽい人までさまざま。
男女比は、どちらかといえば女性の方が多い。
この日に関してはいつもより男性が多かったようだけど。
ペア参加もひとり参加もいて、どんな形でも楽しめると思う。

ライブ中は観客のほとんどが立っている。
手の振りも割と多めだけど、シンプルなのですぐに溶け込みやすい。

あと、書き残しておきたいことをいくつか。

  • 開始前のイベンターの影アナ
  • ゆるくてまったりのメンバー紹介
  • トイレ促すMC
  • さかなクン(この日1番の歓声)

………


セットリスト

本編

1.醒めない
のっけからテンションアップ。

2.8823
爽やかさからカッコよさに変化していく様がたまらない。

3.涙がキラリ☆
盛り上がり持続とクールダウンの狭間で。

4.ヒバリのこころ
黄色いライトがひまわり畑やトウモロコシに見えて。

5.ヘビーメロウ
めざましテレビ。夜だけど朝な気分。

6.スカーレット
一気に夕暮れ感。オレンジのライトが雰囲気あり。

7.君が思い出になる前に
これが夜。おやすみ前のリラックスタイム的なムードに。

8.チェリー
大ヒット曲を軽やかに。

9.さらさら
チェリーよりこの曲に手の振りを入れたい。

10.惑星のかけら
ひたすらに青。

11.メモリーズ・カスタム
圧巻のカッコよさ。

12.エスカルゴ
ノリよくて楽しい。

13.ロビンソン
透き通るような心が洗われる感じ。

14.猫になりたい
バンドの演奏がつくる力強い雰囲気がまた新鮮。

15.楓
ラストのサビ途中まで草野さんの演奏のみで歌うシーンが印象的。

16.夜を駆ける
ここから徐々に盛り上がりムード…と思いきや次はMC。

17.日なたの窓に憧れて
切な爽やか系。

18.正夢
手作業の紙ふぶきが印象的。ボーカルまで流れないのはちゃんと計算してるんだろうなとか考えてた。

19.運命の人
よりポップさが増した感じに。

20.恋する凡人
21.けもの道
22.俺のすべて
23.1987→
盛り上がり最高潮。
俺のすべてのラストのサビに入る前の一瞬の静寂はホントにいい意味でゾクっとする。

アンコール

24.歌ウサギ
静と動の振れ幅の大きいメロディーにやられる。

25.スパイダー
これで終わりが信じられない、今からまたライブが始まりそうな、物語は続く的な締め。



日替わりで聴けなかったいくつかの曲もいずれ聴いてみたい。
MCで草野さんが言ってたように、今後もおもしろい曲や変な曲、カッコいい曲をどんどん届けてほしい。

Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25(感想)


2017.8.5
Mr.Childrenのライブ「Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25」へ。
日産スタジアムの回に参戦。
ドームの回も参加しているので、それを踏まえた視点で感想を書いた。


野外ライブにおける雨と暑さ、そして入場の問題

野外ライブ(スタジアム)第一の不安は雨。
カッパや袋など万全の準備をしていきたいところだ。
今回は直前まで雨予報を見かけることもあったが、降られずに済みとてもありがたかった。

暑さもしんどい。
飲み物は必須だ。サッカー場だとアリーナ席は水のみ持ち込み可だったりするので、それを見越して準備を。
日焼け止めをたっぷり塗ったり、冷やすシート貼ったり、あとは各自の状況に応じて対応しよう。

そして入場。
アリーナ席に行くための入口が狭すぎてたどり着くのがホント大変。
一昨年、B'zのライブで味の素スタジアムに行った時も似た感想を抱いたのを思い出した。
入口近くまで外からピンポイントで回れるようにしたり、アリーナの位置ごとに入る時間を指定したり…もう少し改善されるのを期待したい。



………


セットリスト

本編

1.CENTER OF UNIVERSE
まずは変わりなく。真っ白のジャケットが印象的。

2.シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
箒星じゃなくて、おっ!という感じ。この後の変化に期待が高まる。会場もかなりの熱気に。

3.名もなき詩
ここも順番変更。やはり「成り行きまかせ〜」のフレーズはカッコいい。

4.Gift
まだ外が明るかったので、ドームの時の素晴らしいライトの演出が生きなかったのが残念。

5.Sign
本ツアー初登場(1)。
25周年なのに…と思っていたのでうれしかった。イントロでやられる。涼しくなり始めた空気とともに心地よい音が鳴り響く。

6.ヒカリノアトリエ
ホッとできるひととき。

7.Cross Road
もう1回聴けてよかった。
モノクロの映像と、軽やかさと崩れそうな切なさの同居した演奏がたまらない。
翌日は君がいた夏に変わったそうで、そちらもうらやましいけど、やっぱりクロスロード。

8.innocent world
歌い出しがカッコいい。
安定の盛り上がり感。

9.Tomorrow Never Knows
スタジアムの雰囲気の方が壮大で、ドームの時には素晴らしく感じた映像の壮大さが負けている印象。

10.Simple
本ツアー初登場(2)。
夕暮れにギターひとつで演奏する様子がとてもシンプルで感動的。
スクリーンには黒地に白い文字で歌詞が出てて、見ながら聴くと一層曲が心に染み渡る。

11.思春期の夏~君との恋が今も牧場に~
トイレタイムになってるのが悲しい。
個人的には今回も聴けてテンションアップ。
逃亡者も何卒お願いしたい。

12.365日
本ツアー初登場(3)。
ドコモのCMで流れてるし、演奏するかなと思ってたので予想どおり。
これまでのライブでは前段の長い映像とセットで演奏してたけど、今回はシンプルに歌い始めたので新鮮だった。
この頃にはかなり暗くなっていて、セットのライトが夜の闇によく映えた。

13.HANABI
本ツアー初登場(4)。
こちらもドラマのコードブルー3で流れているので、登場は予想どおり。
Cメロを観客に歌わせるなんてすごいなと驚いてたら、単なるアレンジで歌わせる意図はなかったみたい。

14.1999年、夏、沖縄
感動のMC再び。

15.足音 ~Be Strong
この日も、前へ進んでいこうという気合いを感じた。

16.ランニングハイ
前回同様、ヒトのシルエットの映像の動きに目を引かれる。

17.ニシエヒガシエ
ブレた映像、レーザーやライトの使い方、ダークな演出、そのすべてがカッコいい。

18.himawari
CDを聴き込んで臨んだので、歌詞がより刺さって聴こえた。
いま一番聴いてほしい曲ということで、ものすごく圧倒的なパワーを感じた。
間奏の各メンバーの演奏もめちゃくちゃエネルギッシュ。
翌日は流れなかったようだけど、HEROのPVを少し思い出すような切ないアニメーションにも注目。

19.掌
やっぱり原曲を聴きたい。

20.Printing
終盤を感じさせる音。

21.DANCE DANCE DANCE
とにかく踊る、踊る。

22.fanfare
イントロに驚きつつ、その後はいつもの盛り上がり。

23.エソラ
やっぱりこの曲は大きな会場がよく似合う。

アンコール

24.overture
蘇生!

25.蘇生
相変わらずの爽やかさ。

26.ポケットカスタネット
本ツアー初登場(5)。
HOMEの中では好きだけど、なぜここで感がすごく強かった。
これで、君がいた夏がないことが確信に変わってがっかり。

27.終わりなき旅
魂のこもった演奏。ラストのサビまで一切映像や演出を使わない姿勢は無骨のひとこと。



暑さの問題などはわかるが、ドームと比較して3曲減はとても残念だった。
とはいえ、27曲(実質25曲)でもかなり多いので、感謝祭として満足度の高い公演だった。
次は新しいアルバムを引っ提げてのライブだろうか。
また参加できる日を楽しみにしたい。