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旅行やライブの記録

東京三大どら焼き 「うさぎや・亀十・草月」と東京の人気店

※最終更新 2019-12-27

たまに無性にどら焼きを食べたくなることがある。今日はどら焼きを軸にひとつエントリーを書いてみようと思う。

どら焼きとは

どら焼き(銅鑼焼き、ドラ焼き、どらやき)は、通常、やや膨らんだ円盤状のカステラ風生地2枚に、小豆餡を挟み込んだ和菓子のことを指す。

蜂蜜を入れて焼き上げることでしっとりとしたカステラ生地にすることができる。

どら焼き - Wikipedia

名前の由来で最も有力なのは打楽器のどら(銅鑼)に似てるという説。ビジュアル面では、江戸時代のどら焼きは皮が1枚であんこがむき出しだったよう。

東京三大どら焼き

数あるどら焼きの中でも御三家的な立ち位置にある店がある。どの店が入るかは諸説あるけど、ここではよく見かける3つの店を紹介する。

うさぎや@上野


皮が2枚のバージョンのどら焼きを作り出したと言われているのが1913年(大正2年)創業のうさぎや。はさむモデルはここから全国に広まったとのこと。

小豆たっぷりで甘めなどら焼き。三大どら焼きの中では一番オーソドックスなタイプ。店先で買ったそばから食べるのが至福の時。

店名の由来は創業者が卯(うさぎ)年生まれだったことによるものだそう。日本橋、阿佐ヶ谷に系列店がある。

●注意事項
16時以降の購入は要予約

●値段
1個 205円

●日持ち・賞味期限
2日間

●住所
東京都台東区上野1-10-10

●営業時間
9:00~18:00

●定休日
水曜日

●アクセス
東京メトロ銀座線・上野広小路駅から徒歩4分
都営大江戸線上野御徒町駅から徒歩4分
・JR山手線・御徒町駅から徒歩5分 ほか

●公式ホームページ
うさぎや


★亀十@浅草


このビジュアル、一度は見たことある人もいるのでは。「パンケーキみたいな皮」と評されることも。

また注目すべきはサイズ。よくあるどら焼きと比べるとかなり大きい。お腹の満足感はばっちり。値段も1個300円を超えるビッグサイズ。黒あんと白あんの2種類の味から選べるのはうれしいところ。

いつだったか、テレビ朝日のスマステーションの「1日500個以上売れる全国のめちゃ売れスイーツ特集」で紹介されていた。1日2000個以上売れるとか。もはや怪物級。

●値段
1個 360円

●日持ち・賞味期限
3日間

●住所
東京都台東区雷門2-18-11

●営業時間
10:00~20:30

●アクセス
東京メトロ銀座線/都営浅草線東武スカイツリーライン・浅草駅から徒歩1~3分

●参考ホームページ
亀十


★草月@東十条


ここのどら焼き、名前を黒松という。とら柄が特徴的。個人的に一番好きなのはこれ。ふわふわの皮から香る黒糖とはちみつ。それと絡み合うあんこ。たまらない。

1個約130円という値段もおてごろ。また食べたくなってきた。

店内には「黒松、おいしゅうございます」と、食生活ジャーナリストの岸朝子さんが書いた色紙もかけられているのは有名な話。自身の著書「五つ星の手みやげ」で表紙の写真にするほどのお気に入りっぷり。

●値段
1個 132円

●日持ち・賞味期限
4~10月 2~3日
11~3月 3~5日

●住所
東京都北区東十条2-15-16

●営業時間
9:00~19:00

●定休日
火曜日(一部変更あり、要ホームページ確認)

●アクセス
JR京浜東北線東十条駅から徒歩1分

●公式ホームページ
黒松




都内屈指の人気店

ほかにも人形町の清寿軒や新宿の時屋(ドラえもんのどら焼きのモデル)など、東京には魅力的でおいしいどら焼きがたくさん。あんこ好きならぜひいろいろ回ってみてほしい。

★すずめや@池袋


路地裏にたたずむ民家の外観が印象的な2004年オープンの和菓子店。第3日曜には雑司ヶ谷ですずめ茶房を開いており、季節のお菓子を楽しめる。

人気のどら焼きは小ぶりでかわいらしいビジュアル。餡は甘めでやや大きめの小豆がちらほらと顔を出す。ふっくらふんわりの皮と一緒に食べる瞬間がとても幸せ。売切れもあるので確実に手に入れたいなら早めの時間に行くのがおすすめ。

●値段
1個 200円

●日持ち・賞味期限
購入当日中

●住所
東京都豊島区南池袋2-18-5

●営業時間
月~土曜 10:00~売り切れ次第終了

●定休日
日曜・祝日

●アクセス
JR池袋駅・東口から徒歩7分

●公式ホームページ
どらやき すずめや


★清寿軒@人形町


1861年創業の江戸時代から7代続く和菓子店。こちらのどら焼きを「東京三大どら焼き」のひとつに含める組み合わせもある。

どら焼きは大判と小判の2種類。7代目が考案したという小判どら焼きは餡をくるっと挟んだタイプで、インパクト抜群の見た目がかわいらしい。溢れそうなほどぎっしりつまった餡の甘さとふわっとした皮の食感に頬がゆるむ。平日しか営業してないうえに、売り切れるスピードが早いので注意しよう。

●値段
1個 230円

●日持ち・賞味期限
4日間

●住所
東京都中央区日本橋堀留町1-4-16 ピーコス日本橋ビル1F

●営業時間
月〜金曜 9:00~17:00 
土曜 9:00~12:00
※売り切れ次第終了

●定休日
日曜・祝日

●アクセス
東京メトロ日比谷線/都営浅草線人形町駅から徒歩6分

●公式ホームページ
日本橋和菓子屋 清寿軒(せいじゅけん)公式サイト | 創業江戸文久元年 和菓子屋の手作りどら焼きと栗まんじゅう


★時屋@新宿


1948年創業の甘味処。小田急ハルク内にあり、昭和の雰囲気ただよう店内はどこか懐かしい気分にさせてくれる。

どら焼きは、漫画家の藤子・F・不二雄氏の好物としても知られ、「ドラえもん」に出てくるどら焼きのモデルになったといわれている。大きさは小・中・大・スペシャルジャンボの4種類。中と大は栗入りにもできる。さらに店舗での飲食限定で生クリームどら焼きも楽しめる。

写真は中どら焼き。時屋の文字がインパクト大。餡・ふわふわの生地ともにしっかりした甘みがあるのに加え、ボリューム感もあり1個で満腹になり大満足。

●値段
1個 190円(小) 、300円(中)

●日持ち・賞味期限
約1週間

●住所
東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク 1F

●営業時間
月~土曜 11:00~21:30  
日・祝 11:00~20:00

●定休日
日曜・祝日

●アクセス
・JR新宿駅・西口から徒歩2分
小田急線/東京メトロ丸の内線/京王線新宿駅都営大江戸線新宿西口駅からも可

●参考ホームページ
時屋


★おまけ:うさぎやCAFE@上野

うさぎやが2015年にカフェをオープンした。



うさどらフレンチ焼き

どらやきをそのままフレンチトーストにした一品で、濃厚なバターの香りが誘惑してくる。どらやきと比べると生地はふんわりやわらかめで、餡もあっさりした甘みでとても食べやすい。

●住所
東京都台東区上野1-17-5-1階

●営業時間
9:00~18:00

●定休日
水曜日

●アクセス
東京メトロ銀座線・上野広小路駅から徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅から徒歩3分
・JR山手線・御徒町駅から徒歩5分 ほか

●公式ホームページ
うさぎやCAFE | 大正2年創業、うさぎやの運営するカフェ


関連ページ:東京三大かりんとう・豆大福・たい焼き

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