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旅行やライブの記録

B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT(感想)+おすすめ曲紹介

B'z(ビーズ)のライブ「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT(エピック ナイト)-」のアリーナとスタジアム公演に参加した。

ライブに行くにあたってアルバムを一通り聴いたので、気に入った20曲を整理して収録アルバムと感想を書いてみた。今回はオリジナルアルバムに入っているアルバム曲のみにしぼった。どちらかというと、歌詞よりメロディーと歌声のつくる雰囲気でどの曲が好きかどうかを判断している。これから聞く人のきっかけになればいいなと思う。

またライブの雰囲気や感想も記録に残したのでこちらも参考にしてほしい。


B'zのおすすめアルバム曲20

SLAVE TO THE NIGHT

The 7th Blues」ディスク2の5曲目。
「ハートも濡れるナンバー ~Stay Tonight ~」という曲を英語の歌詞にしてアレンジを加えた曲。冒頭1分のギター演奏がかっこよく、そこから始まる色気のあるブルース色の曲調にひかれる。

一心不乱

「ACTION」の6曲目。
がむしゃら感をあおってくれる曲で、「一心不乱に〜」のフレーズが耳から離れない。ギターの松本さんの学生時代をもとにつくられた歌詞にも注目。

FOREVER MINE

「GREEN」の10曲目。
戦いの場に赴くような雰囲気があり、歌詞とあわせて緊張感ただよう一曲。

BAD COMMUNICATION

「LOOSE」の5曲目。
1stミニアルバムのタイトル曲でもある。本作品は日本語バージョンで、アコースティックライブ風なアレンジがどこか哀愁を感じさせる。

ピエロ

「MONSTER」の11曲目。
ピエロの逃避行を描いた一曲。切れ味するどい感じのメロディーがかっこいい。

恋のサマーセッション

「MONSTER」収録。
レゲエを意識してつくられた曲で、明るい雰囲気が夏にぴったり。夏期講習という言葉にこだわってタイトルや歌詞もつくられている。

Brotherhood

「Brotherhood」の3曲目。
アルバム「B'z The Best "ULTRA Treasure"」でファン投票1位にランクインした曲で、B'zにかかわる人・仲間との関係を歌っている。壮大で力強く励ましてくれる一曲。

LOVE&CHAIN

「BREAK THROUGH」の6曲目。
90年代ぽいなと感じるキラキラした雰囲気の一曲。ミニアルバム「MARS」では英語の歌詞でリメイクされている。

夢見が丘

「LOOSE」の4曲目。
アルバム「B'z The Best "ULTRA Treasure"」でファン投票6位にランクインした曲で、シングル候補にもなった曲。聴きやすい切ないメロディーが魅力。

アマリニモ

「EPIC DAY」の5曲目。
H.I.S.「花編」「ノスタルジック台湾編」「ハウステンボス編」CMソング。スローな曲調と力強いボーカルが心地よく、最新アルバムでおすすめの一曲。

Seventh Heaven

「ELEVEN」の2曲目。
タイトルは「とても幸福な状態」を意味していて、ギターの松本さん曰く「いまの自分にない勢いの感じられる曲」。テンションを一気に上げたいときに聴きたくなる。

SIGNAL

「GREEN」の4曲目。
PS2用ゲーム『ときめきメモリアル Girl's Side』オープニングテーマ。はかなく寂しげなメロディーで、赤黄青と信号の色を使った歌詞や後ろで一定のリズムで刻まれる音もポイント。

LOVE IS DEAD

The 7th Blues」ディスク1の1曲目。
「LOVE IS DEAD」のフレーズが印象的な気分を上げてくれる一曲。冒頭の1分近く流れる外国人の会話もおもしろい。

I'm in love?

「BIG MACHINE」の5曲目。
ファン人気の高い「恋心 (KOI-GOKORO)」のパート2といわれる。キャッチーなメロディーで、戸惑いありの初々しい恋愛感情を描いている。

RUN

「RUN」の4曲目。
メンバーとファン・スタッフをテーマに作られた曲で、疾走感があってタイトル通り走ってるときにぴったり。今への感謝や今後の生き方を思いながら聴きたくなる。

C'mon

「C'mon」の1曲目。
ペプシネックス」People篇CMソング。切ないロックバラードで、東日本大震災に影響を受けてつくられた歌詞から人のつながりや絆を考えさせられる。

ザ・ルーズ

「LOOSE」の2曲目。
はっちゃけた感じの曲で、開放感あるメロディーとやる気のないけだるい感じを描いた歌詞が気持ちを軽くしてくれる。ボーカルの稲葉さんの実話をもとにした歌詞にも注目。

わるいゆめ

「ACTION」の11曲目。
ジャズ風な曲調が特徴的な一曲。メロディーや声の感じが好きで何度も聴きたくなる不思議な魅力がある。

Wonderful Opportunity

「IN THE LIFE」の1曲目。
アルバム「B'z The Best "ULTRA Treasure"」でファン投票4位にランクインした曲で、大黒摩季さんがコーラスで参加していることでも知られる。軽いタッチで寄り添い励ましてくれる一曲で、自分が悪い状況にあってもこれを聴くと気持ちが楽になって前向きになれる。

スイマーよ!

「SURVIVE」の2曲目。
沖縄で制作された打ち込み主体の曲。イントロの「スイマーよ!」から一気にハイテンションに上げてくれて、思わず踊り出したくなる高揚感がたまらない。


ライブ「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」(アリーナ)

最新アルバム「EPIC DAY」を引っ提げてのツアーで、場所は横浜アリーナ

●会場の雰囲気

客層は女性のほうが多い。30〜40歳代がメインな印象。まわりは女性同士か男女ペアが多かったけど、会場全体では男性同士の熱狂的なファンもちょくちょく見かけて、人気の裾野の広さを感じる。

●印象に残った曲

"Pleasure"をきっかけに聴きはじめたのもあって昔のシングル曲をいくつか聴けたのがうれしかった。3曲の感想を残しておく。

Don't Leave Me

B'zのロックバラードいいなとあらためて思った一曲。フィナーレに向かって高まる曲の高揚感とか興奮感は生演奏ならでは。聴きたかった曲のひとつだったしうれしかった。

Classmate

最新アルバム「EPIC DAY(エピック デイ)」の中で一番印象に残った。この曲はそこまで聴いてなかったけど、桜の演出とのびやかな声で一気に引き込まれた。

HOME

今回のライブに備えてベストアルバムなどを借り出した中で特に聴いてた曲。CDと比べて音の重厚感が増してる一方、メロディーの物悲しさもしっかり残ってて、迫力と切なさのゆれ動くバランスに聴き惚れた。

●感想

稲葉さんがしゃべるイメージはそこまでないかもしれないが意外としゃべる。思ったより饒舌で笑いをとろうとしたりで親しみがわく。全体的に大人な盛り上がりのライブだなと感じた。ほぼ立ちっぱなしだし、曲中の振りや動きも結構あるけど、どこか落ち着いていたり、ステージのセットがシンプルだったり、曲の間の声かけとかが控えめだったりしてそう感じたのかもしれない。


セットリスト

本編

1.有頂天
2.NO EXCUSE
3.アマリニモ
4.Exit To The Sun
5.Black Coffee
6.Don’t Leave Me
7.BLOWIN’
8.HEAT
9.Classmate
10.Man Of The Match
11.熱き鼓動の果て
12.Blue Sunshine
13.HOME
14.ultra soul
15.スイマーよ!!
16.BURN -フメツノフェイス-
17.Las Vegas
18.EPIC DAY

アンコール

19.イチブトゼンブ
20.愛のバクダン


ライブ「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」(スタジアム)

味の素スタジアムであったB'zのライブ「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT(エピック ナイト)-」に行ってきた。

横浜アリーナ以来、2か月ぶりのB'zのライブ。最新アルバムをベースにしたライブなのは同じだけど、その中でどのくらいセットリストが変わるのか。会場が野外だけど雨は大丈夫か。といった思いを抱きながら会場の味の素スタジアムへ。

味の素スタジアムへの感想

初の味の素スタジアムだったのでアクセスに関する感想などをまず残しておく。
最寄駅の飛田給駅に着くと、ホームが人でいっぱいでなかなか出られず。この日は京王線が遅れてたのでその影響なのか、それとももとからこういう状況が起きやすいのか。駅から味の素スタジアムまで5分の道のりもゆっくり進んでいく。帰りはともかく、行きの時点で駅でつまる経験はなかったので時間に余裕をもっておきたいところ。

ようやく会場に着いてゆっくりできると思いきや、入場してから着席までが長かった。飛田給駅から一番近いゲートから入ると、アリーナ席への入口までは半周くらいしなくてはならない。これが意外と長い。加えてその入口まで降りる階段が大混雑。アリーナに向かう人とスタンドに向かう人がどちらも行き交うので全然進まない。これも予想外だったので、最初の演出を見逃したくなければとにかく余裕をもったスケジューリングを。

この混雑っぷりは入場時に座席番号がわかるシステムになった影響なのか。座席がわからないから適当な入口から入って中で移動する人が増えて、結果として人の流れがぶつかり合う形になってる気がした。自分の見落としかもしれないが、同じ発券形式のサザンみたく入場ゲートがどこかの指定がもう少しわかると混雑具合も違うのかもしれない。転売対策としては有効だと思うけど、居心地がわるいと会場へのわるい印象だけが残ってもったいないとも思うし何か工夫できないものか。

スタジアムという規模の影響もあるとは思うけど、こんなに自分の席までたどり着くのに時間がかかったライブは初めてだったので、こんなことをぼんやり考えてたらあっという間に開演時間に。5分遅れくらいでスタート。公演時間は2時間半くらいだった。

●会場の雰囲気

周りだけ見ると今回はカップルが多かった。特に20代ぽい若めの層。それと男性ペア。こちらも20代ぽい人たち。スタンドと違ってアリーナではほぼ全曲振りでノリノリ。否が応でも盛り上がる雰囲気に。

●特に印象に残った曲

ひとつめは「love me,I love you」。一番ライブで聴いてみたかった曲。横浜アリーナの時は別の日に歌っててちょっと悔しい気持ちになってたのでそのぶんうれしかった。

ふたつめは「君を気にしない日など」。ホール・アリーナツアーの時は披露されなかった最新アルバム曲。アマリニモと同じくらい好きだったので聴けてよかった。オレンジと白の光、そしてB'zの2人の白黒の映像が落ち着いた気分にさせてくれた。

みっつめは「Man Of The Match」。カラフルなレーザーにとにかく圧倒。君を気にしない日などの次だったので一気に目の覚める感じに。EPIC DAYからの連続披露のトリにふさわしい一曲に化けていた。

●雑感

  • エピックブラの演出には笑った。REDから始まるあのかっこいいオープニングとのギャップとの落差がなんとも。
  • YOU&IやZEROが聴けるとは。
  • せっかく階段のセットを組んでいたので、高さを生かした演出をもう少し見てみたかった。
  • ステージ後方にも舞台を設けるのはうれしい演出。後方のテンションは一気に上がるし、会場全体の一体感にもつながると思うので。
  • 久々の野外で雨が心配だったけど、涼しい風を感じながらのライブは最高に気持ちよかった。あの開放感がこれからのドーム会場でもうまく会場で共有できるといいなと思う。

セットリスト

本編

1. RED
2. NO EXCUSE
3. YOU & I
4. love me,I love you
5. HEAT
6. アマリニモ
7. Exit to the sun
8. Black Coffee
9. 君を気にしない日など
10. Man Of The Match
11. 熱き鼓動の果て
12. ZERO
13. Blue Sunshine
14. 有頂天
15. ultra soul
16. スイマーよ!!
17. BURN -フメツノフェイス-
18. Las Vegas
19. EPIC DAY

アンコール

20. イチブトゼンブ
21. 愛のバクダン