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2リズム

観光とライブのメモ

山下達郎の好き・おすすめな曲ベスト33とライブ「PERFORMANCE 2015 - 2016」の感想

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山下達郎のライブ「PERFORMANCE 2015 - 2016」に参加した。
デビュー40周年を迎え、今年2月にリリースされた嵐の「復活LOVE」の作曲・編曲を手がけるなど、精力的に活動を続けている。

ライブに行くにあたって、お気に入りの曲を整理して収録アルバムと感想を書いてみた。
どちらかというと、歌詞よりメロディーと歌声のつくる雰囲気でどの曲が好きかどうかを判断している。

これから聞く人のきっかけになればいいなと思う。
まずはベストアルバム「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜」を聴くのがおすすめ。

またライブの雰囲気や感想も記録に残したのでこちらも参考にしてほしい。



あしおと

「MELODIES(メロディーズ)」の8曲目。
夕暮れ時に見かける女性への淡い恋心を歌った曲。
秘めた思いをどこか物悲しいテンポ感のあるメロディーにのせている。

いつか(SOME DAY)

RIDE ON TIME(ライド・オン・タイム)」の1曲目。
切ないメロディーと一歩前に進もうと思える歌詞が大好きな一曲。
歌手の吉田美奈子さんのコーラスが曲全体を一層心揺さぶるメッセージ性の強いものにしている。
ただひとり静かに聴いていたい。

Endless Game(エンドレス・ゲーム)

「ARTISAN(アルチザン)」の10曲目。
ドラマ「誘惑」の原作本のイメージにあわせてつくられたマイナーコードの曲。
切ないメロディーと狂おしいダークな雰囲気が魅力的。

踊ろよ、フィッシュ

「僕の中の少年」の5曲目。
山下達郎の新しい夏のヒットソングを出そうという意向からつくられた。
高音の歌い出しと歌詞が耳に残るインパクトの強い曲。

希望という名の光

Ray Of Hope(レイ・オブ・ホープ)」の3曲目。
東日本大震災の後、ラジオで頻繁に流れ多くの人に寄り添う曲となった。
そっと背中を押してくれるやさしさがあり、節目に聞きたくなる一曲。

クリスマス・イブ

「MELODIES(メロディーズ)」の10曲目。
達郎さんの代名詞といえる一曲。
1988年にJR東海「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」CMソングに使われてから認知度が上がり、発売から6年6か月経ってのオリコン1位獲得につながった。
「雨は夜更け過ぎに〜」の歌い出しが印象的で、この曲が外で流れ始めると冬・クリスマスの訪れや年の終わりを感じる。

ゲット・バック・イン・ラブ

「僕の中の少年」の2曲目。
バラードでヒットを出すという強い思いをもってつくられた一曲。
イントロからサビまでの静かさとサビの力強さの対称性が印象的なバラード。

高気圧ガール

「MELODIES(メロディーズ)」の2曲目。
CMコピーをそのまま使ったタイトルは一度聞いたら忘れられない。
爽快感と開放感たっぷりで、旅への思いをあおられる一曲。

CIRCUS TOWN

「CIRCUS TOWN(サーカス タウン)」の1曲目。
ニューヨークをイメージして書いた曲。
独特なメロディーと1970年代につくられたにも関わらず今なお色褪せない新鮮さが魅力。

SILENT SCREAMER(サイレント・スクリーマー)

RIDE ON TIME(ライド・オン・タイム)」の3曲目。
ライブを意識したファンク・ミュージックの一曲。
メロディーのスタートからかっこよさが伝わってくる

さよなら夏の日

「ARTISAN(アルチザン)」の2曲目。
高校時代の思い出をベースにつくられたという歌詞と美しいメロディーが印象的。
夏のおわりに夕日を眺めながら聴いていたいイメージ。
8月最後のサンテー・ソングブック(達郎さんのラジオ番組)でこの曲を聴くたびに物寂しい気持ちになる。

潮騒(THE WHISPERING SEA)

「GO AHEAD!(ゴー・アヘッド)」の7曲目。
達郎さんの隠れた人気曲のひとつ。
心地よいスローテンポのバラードで、心が穏やかになる一曲。
「RARITIES(レアリティーズ)」に収録のライブバージョンもおすすめ。

好・き・好・き SWEET KISS

「RARITIES(レアリティーズ)」の7曲目。
渋谷のスクランブル交差点付近でのデート風景をイメージした曲。
さわやかでどこか照れくさい感じのラブソング。

ずっと一緒さ

Ray Of Hope(レイ・オブ・ホープ)」の8曲目。
本人曰く「若いころには書くことのなかったタイプのラブソング」。
胸に迫るイントロが好きで、冬の寒空の中聞きたくなるイメージ。

素敵な午後は

「SPACY(スペイシー)」の3曲目。
シカゴ・ソウルを意識してつくられた曲。
タイトルどおり休日の午後にリラックスできる場所でお茶でも飲みながら聴いていたい。

SPARKLE(スパークル

「FOR YOU(フォー・ユー)」の1曲目。
フェンダーテレキャスター(ギター)の音色を生かした曲をつくりたいとの思いから生まれた曲。
ライブの1曲目としてもおなじみ。
イントロのギターが特徴的かつたまらなくかっこいい。

蒼氓(そうぼう)

「僕の中の少年」の8曲目。
見知らぬ誰かと喜怒哀楽を共有できる音楽をつくりたいという思いが生んだ曲。
そっと励ましてくれる曲でもあり、人生を考えさせられる曲でもあり…聞くたびに心に問いかけてくる一曲。

DONUT SONG(ドーナツ・ソング)

「COZY(コージー)」の4曲目。
1996年につくられたミスタードーナツのCMソングで、現在も店頭などで使われている。
キャッチーなメロディーとドーナツ名が出る歌詞が楽しい気分にさせてくれる。
聴くたびにハニーディップが食べたくなる。

新(ネオ)・東京ラプソディー

「僕の中の少年」の1曲目。
戦前の日本映画を通じて出てきた昭和初期の文化への共感などを表現しようとつくった曲。
どこか哀愁を感じさせるアップテンポのメロディーがかっこいい。

ピンク・シャドウ

「IT'S A POPPIN' TIME(イッツ・ア・ポッピン・タイム)」の3曲目。
フォークソンググループ「ブレッド&バター」のカバーをアレンジしたもの。
テンポ感抜群のかっこいい一曲で、コーラスとドラムが強く耳に残る。

フェニックス

「SONORITE(ソノリテ)」の8曲目。
手塚治虫さんの漫画「火の鳥」のイメージのある作品。
厳かで雄大、それでいて包み込むようなやさしさを感じられる。

僕の中の少年

「僕の中の少年」の9曲目。
自分の中の少年性との別れを表現した曲。
切ない歌詞とメロディーに心が疼く。

僕らの夏の夢

Ray Of Hope(レイ・オブ・ホープ)」の6曲目。
映画「サマーウォーズ」主題歌。
ミディアムテンポのメロディーにのって流れる「つながり」を描いた歌詞にいろいろなことを考えさせられる。

ポケット・ミュージック

「POCKET MUSIC(ポケット・ミュージック)」の2曲目。
歌詞や曲、アレンジなど達郎さんのお気に入りの一曲となっている。
落ち着いたきれいなメロディーや楽器の澄んだ響きに気持ちが癒される。

HOT SHOT(ホット・ショット)

「MOONGLOW(ムーングロウ)」の6曲目。
ブラックミュージック路線の作品。
スピード感あるメロディーと演奏、クールな歌詞がかっこよく、特に車に乗ってると無性に聴きたくなる。

マーマレイド・グッドバイ

「僕の中の少年」の7曲目。
放浪への思いをもつ人間を描いた曲。
さわやかさや広大なイメージを感じさせるメロディーに惹かれる。

Mighty Smile(魔法の微笑み)

「ARTISAN(アルチザン)」の8曲目。
竹内まりやさん作詞。
軽やかなメロディーとポジティブな歌詞が魅力で、気分を上げたいときに聴きたくなる一曲。

MISTY MAUVE(ミスティ・モーヴ)

「RARITIES(レアリティーズ)」の5曲目。
歌手の鈴木雅之さんのために書き下ろした楽曲のセルフカバー。
寂しさを表現したメロディーと歌詞が孤独感を誘う。
嵐の最新曲「復活LOVE」と同じく、竹内まりや作詞・山下達郎作曲の第三者提供作品となっている。

MUSIC BOOK

「FOR YOU(フォー・ユー)」の2曲目。
歌手の吉田美奈子さんがノートに書き留めていた「ミュージック・ブック」という言葉から生まれた曲。
軽快なテンポのメロディーと後半に向かうにつれて加わる重厚感のある演奏に心が落ち着く。

メリー・ゴー・ラウンド

「MELODIES(メロディーズ)」の6曲目。
恋人と2人で夜中の遊園地に忍び込んでいくイメージを描いている。
疾走感あるメロディーと重みのある演奏、それに高音のボーカルの組み合わせが気持ちよい。

MORNING GLORY

「FOR YOU(フォー・ユー)」の4曲目。
もともとは竹内まりやさんの楽曲として書き下ろしたもの。
ゆったりしたテンポのメロディーと韻をふんだ歌詞を聴いてるとどこか癒される。
歌の中でも印象的な「モーニング・グローリー」は主に朝方に出る巨大なロール状の雲の帯のこと。

RIDE ON TIME

RIDE ON TIME(ライド・オン・タイム)」の4曲目。
1980年発表のヒット曲で、達郎さんのブレイクのきっかけになった作品でもある。
さわやかなメロディーで明るい気分になれる一曲。
2003年には木村拓哉さん主演のドラマ「GOOD LUCK」の主題歌に採用された。

LOVELAND, ISLAND(ラブランド・アイランド)

「FOR YOU(フォー・ユー)」の7曲目。
「夏だ、海だ、タツローだ!」という1980年代当時のフレーズを体現する一曲。
サンバを感じさせる開放感のあるメロディーやさわやかなコーラスに自然と心がワクワクしてくる。


☆ライブ「PERFORMANCE 2015 - 2016」

デビュー40周年を記念してのツアーで、場所は大宮ソニックシティ

会場の雰囲気

客層のボリュームゾーンは40〜60歳代で、この3つの年代は均等にいた印象。
カップル、男性ペア、女性ペア、ひとり、それぞれバランスよくいて、どんな形でも参加しやすいライブだと思う。

公演時間は3時間半前後で、座っての鑑賞が基本。
セットリスト後半の「LET'S DANCE BABY」から立ち上がる人が多い。
この曲では歌詞の「心臓に指鉄砲」でクラッカーを鳴らすのが定番になっている(持参するかはご自由に)。

印象に残った曲

3曲の感想を書いておく。

Down Town

今回のライブの特徴のひとつがSUGAR BABE(達郎さんを中心に結成のバンド)の曲を何曲か披露してくれたこと。
特に大好きなDown Townでは自然に体がリズムをとりたくなる感覚に。
本編でのパフォーマンスがうまくいかず、アンコールで再度演奏し直したのはいい思い出。

CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU

直球の名曲カバーがかえって新鮮だった。
英詞の曲を歌いこなすのも達郎さんの魅力のひとつ。
曲単体では一番拍手喝采だったような気がする。

希望という名の光

今回のライブで一番震えがきた曲。
曲の間に「蒼氓」など異なる曲を交えながら演奏するスタイルは圧巻。

感想

CDで聴くのと遜色ない声の質感にも感動する。
これに円熟味あふれる演奏がつくのだからまさに贅沢な時間といえるだろう。

ホール規模のライブは近くていいなと思った。
かねてより達郎さんはこの規模の会場より大きいところではやらないと公言している。
そのためチケットを取るのは大変になるが、取れたときのうれしさは並じゃない。

適度にユーモアや毒気を交えて展開するMCもおもしろい。
放送1200回を超えるラジオ番組で培われた部分もあるのかなと感じる。
気になる人は、TOKYO FMで日曜14時から放送の「サンデー・ソングブック」をチェックしてみてほしい。

初めてライブに来た人にも満足してほしいという思いから、ヒット曲の演奏は欠かさないのも達郎流。
今回もクリスマス・イブやRide On Timeを披露してくれた。
初めての人でも安心して参加できると思う。

近年はコンスタントに毎年ライブを行っているし、本人もまだまだ続ける意欲を語っていた。
今年で63歳とのことだが体に気をつけて長く感動のパフォーマンスを届けてほしい。
チケット争奪戦は激しいが、ぜひまた参戦したい。


セットリスト

本編

1.SPARKLE
2.DAYDREAM
3.Windy Lady
4.Down Town
5.土曜日の恋人
6.Endless Game
7.風の回廊
8.すてきなメロディー
9.過ぎ去りし日々"60's Dream"
10.Can't Take My Eyes Off You(Frankie Valli)
11.DANCER
12.Chapel of Dreams
13.おやすみ、ロージー -Angel Babyへのオマージュ-
14.ANGEL
15.WHITE CHRISTMAS~クリスマス・イブ
16.希望という名の光
17.さよなら夏の日
18.SUGAR
19.BOMBER
20.LET'S DANCE BABY
21.アトムの子

アンコール

22.HAPPY HAPPY GREETING
23.Ride On Time
24.恋のブギ・ウギ・トレイン(アン・ルイス
25.Down Town
26.YOUR EYES


よかったらご一緒に

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