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旅行やライブの記録

関東1位の大規模水族館は? アクアワールド、シーワールド…

※2020-05-07更新

関東の数ある水族館の中で、大きさ(延床面積)トップを争うのが、「鴨川シーワールド」「アクアワールド茨城県大洗水族館」。
それぞれの水族館のポイントを紹介してみよう。

【05-12営業再開】アクアワールド茨城県大洗水族館 ~日本一のサメ水族館

茨城県大洗町にある日本最大級の水族館のひとつ。
特にサメの展示に力を入れており、50種類を超えるサメは迫力満点で見ごたえたっぷり。
また、全体でも68,000点(種類は約580種)の展示数は全国2位を誇る。
鑑賞後、飲み物片手にゆったり座りながら大洗の海をぼーっと眺めるのが、結構いい癒しになる。

延床面積は関東第2位(20,299㎡)。



魚の群れがお出迎え。



大迫力のサメ。
水槽の中だと思ってても意外とこわい。



大洗を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー(略称:ガルパン)」とのコラボパネル。
大洗駅で限定グッズを買い求めてるファンを何人か見かけ、人気を再認識した。



大洗海岸
少し荒れ気味の波の音がどこか心地よい。

◎観光のポイント

バスの一日乗車券を購入しよう。
大洗駅からのアクセスなら、バスの一日乗車券を買うのがおすすめ。
駅とアクアワールドを往復するだけで元が取れるし、さらに入場料の割引を受けることもできる。


●住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3

●営業時間
9:00〜17:00(最終入館16:00)

●料金
大人 2,000円、小・中学生 900円、幼児(3歳以上)300円

●アクセス
那珂湊駅からバス約6~7分
鹿島臨海鉄道大洗駅からバス約15分

●ホームページ
アクアワールド茨城県大洗水族館



鴨川シーワールド ~息の合ったパフォーマンスのシャチショーが圧巻

千葉県・鴨川(かもがわ)市にある水族館テーマパーク。
南房総のリゾート地化のきっかけとなったスポットで、敷地内には鴨川シーワールドホテルが併設されている。
日本で初めてシャチを飼育してショーを行ったことで知られ、長い歴史をもつシャチショーには注目だ。

延床面積は関東第1位(22,699㎡)。


シャチのショーを行うオーシャンスタジアムは約2,000人収容できるが、ショー前から立ち見を含め大混雑となるので要注意。
ショーではまず、シャチのダイナミックさに圧倒される。宙を舞う巨大な体、前方の座席いっぱいに飛び散る水、いずれも非日常的な感覚に引き込まれる。
しかしそれ以上に圧巻なのは、トレーナーとシャチの息の合ったパフォーマンス。同化したかのごとく水の中を滑らかに、時に激しく動き回る。そしてキレのある演技を刻んでいく。長年の練習や信頼感があるからこその業にはとても感動させられる。

◎観光のポイント

4つのショーをどのように見るかを考えよう。
ベルーガ、イルカ、シャチ、アシカの4種類すべて見るには約2時間を要する。


各ショーは30分の枠があり、20分パフォーマンスを行う。そして残り10分を移動時間に充てられる。次のショーは基本的に隣り合った会場で行われるのでスムーズに移動できるはずだ。
ただしショー終了後は一斉に観客が動き出す。そのため次の会場では、座れない・良い場所で鑑賞できない、といった問題に陥りやすい。

これを回避するには、(迷惑・失礼にならないよう)ショー終了前に会場を出るのがポイントになる。
ベルーガ、イルカ、アシカはこの方法で対処できる。問題はシャチだ。シャチの前のイルカショーの開始時点で、オーシャンスタジアムはかなりの混雑ぶり。見やすいポジションを確保するなら、シャチショーの30分前には準備をしよう。


●住所
千葉県鴨川市東町1464-18

●営業時間
9:00〜16:00

●料金
大人 3,000円、小人(小学生・中学生) 1,800円、幼児(4歳以上) 1,200円、60歳以上 2,400円
JAFの会員証やETCカードの提示など各種割引があるが、金券ショップでの購入が割引率が高い。

●アクセス
JR外房線安房鴨川駅西口からバス10分
※駅から無料シャトルバスあり

●ホームページ
鴨川シーワールド


おまけ

ちなみに全国レベルでは、シーワールドが4位、アクアワールドは6位。
1位は名古屋港水族館(愛知県)、2位は海遊館大阪府)、3位は鳥羽水族館三重県)、5位はマリンワールド海の中道(福岡県)となっている。
ぜひこれらの水族館にも訪れてみてほしい。

B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”(感想)


2018-01-14
さいたまスーパーアリーナ

B'zが1月13、14日にさいたまスーパーアリーナで、最新アルバム・ダイナソーを引っ提げてのライブ「B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”」を開催した。前回のライブ「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」から約2年ぶり。


★ライブ開始前の様子

B'zの場合、入場直前まで自分の席がわからないチケットになっていてかなりドキドキする。当日の直前販売もあって、売れ行きがわるいのかと思いきや、会場は400レベルまでしっかり埋まっていたので杞憂。気のせいか、いつもよりワイルドな見た目の男性や妙齢の女性を多く見かけた。

前週の東京ドーム公演では、開演に間に合わず最初の曲を聴けなかったという話も。それを受けてか、今回は観客の入場の動きがなくなるまで始まらなかった。結局、約10分遅れでようやくオープニング映像がスタート。ツアータイトルに関連してか、ジャングルを動き回る映像だった。この、最初に映像を見てからアーティストが登場するパターンが結構好きだ。大画面に映る迫力ある映像が現実からライブモードへと徐々に気持ちを切り替えてくれる。


★ハイライト

・FIREBALLの最後の叫び。どこまで声が伸びていくのか。
・まさかのMOTEL演奏。日替わり曲の枠で前日演奏していたから、今日はやらないと思ったらまさかの…ラストのサビからアウトロの流れがとても感動的。
・リラックスした雰囲気の愛しき幽霊。ライトだけのシンプルな演出の中、スーパーアリーナのゆるキャラ・たまーりんのぬいぐるみを抱きながら歌う稲葉さんに和む。
・弱い男でのカメラワーク。歌う前のステージ下を映像で巡ったり、サビで観客の男性を「弱い」「柔い」などの言葉に合わせて抜いていったり。


★新たな曲との出会い ~孤独のrunaway

今回のライブで印象に残っているのが「孤独のrunaway」という曲だ。「B'zのライブジムにようこそ」と稲葉さんが掛け声を上げた直後に演奏された。曲自体は1991年のアルバム収録と古く、ライブ参加前までこの曲を知らなかった。正確には名前は知っていたが、どんな歌詞やメロディーなのかを知らなかった。

基本的にはセットリスト(演目)を事前に見てからライブに行くことが多い。聴き込んだ曲が生の演奏でどう表現されるか、どう化けるかを聴くのが楽しみだからだ。今回も例に漏れず、事前にセットリストを見てから参加した。けれども「孤独のrunaway」だけは、聴いたことがないと分かっていて、あえて聴かないまま臨むことにした。自分にとっての新曲とライブで初めて出会える余地を残しておきたかった。

以前、Mr.Childrenのライブで発売前のアルバム曲を中心に展開するライブがあった。その時は、面白い試みだけどやっぱり歌詞がわかっている状態で聴けたほうが心に響くなという感想だった。その後いくつかライブに参加する中で、ライブで新曲に出会える瞬間がひとつくらいあると、変化がつけられて面白いのではないかと考えることがあった。とはいえ、アーティストが毎回新曲を披露するとは限らない。そこで、意図的に新曲に近い位置づけのものをひとつ設定した上でライブ参加してみた。

今回の「孤独のrunaway」では、この楽しみ方がプラスに働いたと思う。曲の出だしを聴いてゾワッと震えがくる感じ。一番のサビが終わるまで様子をうかがう感じで聴いていると、観客の振りに特有の動きがあって、ライブの盛り上げ曲かつ定番感のある曲だと感じた。案の定、歌詞は全然わからず、そうした意味では心への響きは弱いけど、それ以上にメロディーとパフォーマンスがとてもカッコよく聞き惚れてしまった。ライブ後に音源を聴いてみたけど、やはりライブでのカッコよさ・迫力には勝てない。こんな風に曲との出会いの印象度を最大限に高める力がライブにはあると思う。だからライブ参加はやめられないのだろう。今後おそらく行われるであろう「Pleasure 2018」でも同じような感動をぜひ味わいたいところだ(→ 祝! B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 開催決定)。


★セットリスト

【本編】

1.声明
2.CHAMP
3.孤独のRunaway
4.ハルカ
5.ルーフトップ
6.FIREBALL
7.MOTEL
8.赤い河
9.SKYROCKET
10.それでもやっぱり
11.愛しき幽霊
12.弱い男
13.Purple Pink Orange
14.イチブトゼンブ
15.DIVE
16.Dinosaur
17.King Of The Street
18.フキアレナサイ
19.Still Alive

【アンコール】

20.ultra soul
21.BANZAI