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伊香保~石段、温泉饅頭 発祥店、露天風呂〔逆襲の群馬観光〕

昨年の終わりの話。目標だった栃木めぐりがある程度ひと段落したので、そろそろ北関東最後の地・群馬に足を踏み入れようと考え始めた。草津伊香保、四万など、群馬といえば日本屈指の温泉県のひとつ…と思っていたが、さまざまな観光サイトで情報を漁っていると、どうやらほかにも面白そうな場所がたくさんありそうだとわかった。

群馬に限らず北関東は魅力がないと言われやすく、都道府県魅力度ランキングでも最下位争いを繰り広げている。しかしながら、2015年の埼玉、2016年の茨城、2017年の栃木めぐりを経て、少なくとも各県ともに観光の面では魅力あるスポットが多いことを身をもって体感した。問題は魅力が知られていないことだ。2018年、群馬が魅力なしから魅力ありに転じてほしい思いをこめて、〔逆襲の群馬観光〕と題した記事を作っていこうと思う。

紅葉の榛名神社、世界遺産・富岡製糸場〔逆襲の群馬観光〕 - 2リズム


前回の記事では群馬の人気温泉地・伊香保めぐりのうち、水沢うどんと牧場のソフトクリームのおいしさを体験した。今回は伊香保の本命、石段街を歩いた時の様子をご紹介。

★石段街

お昼とデザートを食べ終え、車に乗って約10分で本命の石段街へ到着。目の前に続く石段を見ていると期待と不安が入り混じる。石段の真ん中にはお湯が流れていて温泉街に来たなとしみじみ。段の数は2010年の新設を経て365段。温泉街が1年365日にぎわってほしい、という思いを込めてこの段数にしたそう。食後の軽い運動も兼ねられそうだ。

上り始めると道の両脇に、ところどころ旅館や射的屋が顔を出す。石段の脇道が醸し出す知る人ぞ知る場所感も魅力的だ。さまざまな誘惑を受けつつも、どんどん上へ。中間地点くらいに着いたところで写真撮影。よく見る街の風景と似たようなアングルで撮影できた。その後、食べたかった温泉まんじゅうを途中でいただき、ついに頂上へ。ここには伊香保神社がある。創建は825年で、子宝などにご利益があるという。365段を上り切った達成感とともにお参りすると爽快な気分になれる。

●住所
群馬県渋川市伊香保町伊香保

●アクセス
・JR渋川駅(最寄り駅)から関越交通バス「伊香保温泉行」乗車約25分、群馬バス「伊香保温泉行」乗車約40分
・JR高崎駅から群馬バス「伊香保温泉行」乗車約1時間20分
関越自動車道、渋川伊香保ICより約20分

●公式ホームページ
渋川伊香保温泉観光協会 | 伊香保の石段


温泉まんじゅう発祥のお店

話は少し戻って、石段の頂上の直前でようやく現れたのが、温泉まんじゅう発祥の店といわれる「勝月堂(しょうげつどう)」。創業1910年の老舗だ。厳かな看板とポップな「OPEN」のギャップがグッとくる。温泉の湯の花(温泉の成分が沈殿したもの)の茶色をイメージして作った「湯乃花まんじゅう」を売り出したのが、温泉まんじゅうのはじまりという。

値段は1個90円。その場で出来たてをいただける。まんじゅうの皮はぷにぷに・ぷるぷるという言葉がよく合う食感。こしあんと黒砂糖の甘味たっぷりで、石段での疲れが吹き飛ぶおいしさだ。おみやげ用は6個入りから。賞味期限が翌日までなので注意しよう。

●住所
群馬県渋川市伊香保町伊香保591-7

●営業時間
9:00~18:00

●定休日
元日(その他不定休あり)

●公式ホームページ
伊香保温泉 湯の花まんじゅう(温泉まんじゅう)なら【勝月堂】


伊香保露天風呂

神社の脇を抜けてさらに奥へ進み、湯元通りへ。この先には共同浴場の「伊香保露天風呂」がある。そこまで行く人は少ないのか、石段と比べると人の数が一気に少なくなる。たまにほかの観光客とすれ違うことで、道が正しいと確認できる感じだ。しばらく道なりに進むと赤い橋「河鹿橋(かじかばし)」が見えてくる。これは映画「千と千尋の神隠し」の湯屋の前にかかる赤い橋のモデルになったといわれている。秋は紅葉の名所になるそうだ。

ここまで来るともう少し。近くに駐車場があるようで、人の数も増えてくる。露天風呂の入口付近にある飲泉所に立ち寄ってみた。鉄の香りが強いお湯でお世辞にもおいしいとは言えない。事前に調べていたので飲むのはやめて、指先につけたお湯をなめてみたが、それでもかなり強烈だった。良くもわるくも印象に残る体験になると思うので、気になる人はぜひトライを。

そしてついに露天風呂に到着。券売機でチケットを買い、受付の人に渡して中へ。湯船と鍵付きのロッカーがあるだけのとても簡素なつくりになっている。シャンプーやドライヤーなど備品は全くないので、純粋に湯船につかるだけの温泉だ。源泉地の横に作られた温泉だけあって鉄分たっぷり。湯船はぬるめと熱めに区切られているので、自分の好みにあったお湯加減で楽しむことができる。立地の関係もあってか、そこまで混雑しておらず、ゆっくり体を癒すことができた。


※浴場は撮影禁止なので、代わりに真ん中の男湯・女湯の写真をどうぞ。

●住所
群馬県北群馬郡伊香保町大字伊香保字甲湯本581-1

●営業時間
・4月~9月:9:00~19:00
・10月~3月:10:00~18:00

●定休日
第1木曜日・第3木曜日
※祝日、祭日の場合は営業

●料金
大人450円、子供200円

●参考ホームページ
伊香保露天風呂 | 渋川市観光情報サイト


国立~大学通りの桜/ベーグル → 国分寺~ムタヒロ/キィニョン

東京23区「外」さんぽへ。今回は国立と国分寺をめぐってきた。

国立

★柿屋ベーグル

国立に着いて最初に向かったのが、こちらの柿屋ベーグル。11時のオープン前には連日行列ができている人気のベーグル店だ。翌朝のごはん用におかずタイプとスイーツタイプをいくつか選んでみた。その中から今回は、ブラックペッパークリームチーズをご紹介。

ペッパーが香ばしくピリッと効いた一品。もっちり食感で食べやすく、中には口どけのよいクリームチーズがたっぷり。個人的にはこれまで食べた中のベスト3に入るベーグルだった。

ちなみにお店に立ち寄ったとある週末の場合、11時過ぎに並び始め、20分程度待って買うことができた。早めに売切れになってしまうことと、購入が1組4個までと個数制限があることに注意しよう。

●値段(ブラックペッパークリームチーズ
1個 270円

●住所
東京都国立市東1-15-1 吉村ビル1F

●営業時間
11:00~売切れ次第終了
※13:00以降だとほぼ売切れの可能性が高い

●定休日
火曜日、水曜日

●アクセス
JR中央線国立駅から徒歩5分

●参考ホームページ
柿屋ベーグル(食べログ)



大学通り

国立と聞けばまず思い浮かぶもののひとつが、大学通りだろう。国立駅から谷保駅まで真っすぐのびるメインストリートで、通りのうち国立駅からの約1.8キロは桜並木の続く道になっている。満開より少し遅いタイミングで訪れたものの、春を絵に描いたようなきれいな景色が広がっていて素晴らしかった。

せっかくなので、新入生歓迎ムードで沸く一橋大学のキャンパスにも少しおじゃましてみた。キャンパス内ではお花見を楽しむご近所風の方々がちらほら。開放感があって気持ちよさそうだった。1927年に商社の兼松から寄贈された国登録有形文化財・兼松講堂など、歴史を感じさせる建物を多く見ることもできて興味深いプチキャンパスツアーになった。


国分寺

★鶏そば ムタヒロ 2号店

ここからはお隣の国分寺へ移動。お腹がすいてきたのでお昼ごはんへ向かうことに。国分寺で気になっていたのが、このエリアで異なる種類のラーメン店を複数展開して人気を集めている、ムタヒロ。運営会社の代表取締役がムタ(牟田)氏、専務がヒロ氏で、2人の名前をくっつけて名付けられたそう。

2018年4月現在、国分寺周辺には6つのラーメン店があり、今回はその中から鶏そばのお店に行ってみた。名前から黄金色のスープを想像していたけれど、実際に出てきたのは醤油色のスープ。醤油と鶏だしを使った丸みのあるやさしいスープで、平打ちの麺がよく合う一品だ。事前に好きな薬味を選ぶことができて、生姜をチョイス。生姜を少し入れると味にキレが生まれてかなり印象が変わる。2種類の味を行き来するのも楽しくかつおいしい。

この日は13時台に訪れたものの、30分程度待って入店した。接客の雰囲気がやわらかく、笑顔を心がけたお店づくりという思いが感じられるお店だった。

●値段
ガハハ鶏そば 750円

●住所
東京都国分寺市本町2-3-6 タリホービル 1F右

●営業時間
11:30~15:00、18:00~23:00

●アクセス
JR中央線西武多摩湖線国分寺駅から徒歩3分

●公式ホームページ
鶏そば ムタヒロ 2号店|店舗紹介|ムタヒロ|株式会社 GREAT SMILE【グレートスマイル】|国分寺|ワハハ煮干そば|ガハハ鶏そば|まぜそば



★キィニョン

最後に立ち寄ったのが、国分寺を中心としたエリアで展開している人気のパン屋、ラ・ブランジュリ・キィニョン。店名のキィニョンは、フランス語で「パンのはじっこ」という意味がある。お店の人気商品はスコーン。定番の4種類(プレーン、紅茶、マーブルチョコ、メープル)に加え、期間限定の味が3種類程度あり、豊富なラインナップになっている。

写真のメープルは、パサパサ感の少ないしっとりタイプ。外側は生地とマカダミアナッツのカリっとした食感が楽しめる。メープルの甘みが口いっぱいに広がるおいしいスコーンに仕上がっている。食べる前にオーブントースターでの加熱と余熱であたためるとおいしさがプラス。

●値段(メープル)
1個 250円

●日持ち・賞味期限
3日間

●住所(本店)
東京都国分寺市南町2-11-19

●営業時間
月~土曜 10:00~19:00
日・祝 10:00~18:00

●定休日
年末年始

●アクセス
JR中央線西武多摩湖線国分寺駅から徒歩5分

●公式ホームページ
手作りパンとスコーンのお店 ラ・ブランジュリ キィニョン