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金精軒の水信玄餅/ヴィラ・アフガンのカレー 待ち時間は?

山梨県への旅行記録の整理が進んできたので少しずつ紹介していきたい。今回は第1弾。

★金精軒 韮崎店@韮崎市

金精軒(きんせいけん)は、1902年創業の老舗和菓子店。本店は甲州街道の台ヶ原宿(北杜市白州町)にある。
定番の和菓子のひとつが信玄餅。お土産などでよく目にする信玄餅桔梗屋(ききょうや)のもので、金精軒の信玄餅とは別物になる。

この金精軒が夏の週末に数量限定でつくっているのが水信玄餅だ。
これは水を寒天で固めただけというシンプルな水菓子で、特徴のひとつが使用している水。金精軒のある北杜市白州町は国産のミネラルウォーター生産量日本一の地域で知られ、抜群のおいしさ・きれいさを誇る水を使ってつくられている。

ここ数年大きな注目を集めている理由として、見た目と限定性が挙げられる。
見た目は透明度の高いきれいな水のかたまりという感じで、丸っこいぷるぷるのビジュアルがまさにSNS向き。
また、賞味期限が常温で30分と極めて短い。運ぶこともできないため、食べられるのは店舗だけ。そして提供は夏の土日のみで、数量も限られている。

実際に食べてみると、ぷるぷるの食感で食べたそばから口の中ですぐに消えていく。ひと口食べるごとに感じる清涼感と儚さは、まさに水信玄餅ならでは。黒蜜ときな粉を絡めて食べるのももちろんおいしいが、まずは水信玄餅のみを堪能してほしい。

●待ち時間
台ケ原本店と韮崎店の2店舗があるが、水信玄餅を食べることに集中するなら韮崎店に行くのがおすすめ。様々な情報を組み合わせると、台ケ原本店のほうが売り切れる時刻が早いからだ。

ある週末の土曜日に訪れたところ、9時30分の時点で500食用意しているうちの200食が既に売り切れたという話だった。そのため、確実に食べるには開店の9時から1時間以内には到着できるようにしたいところ。

信玄餅は店内ではなく、店の外で販売している。整理券などはなく、列への並びや提供待ちが少し発生するものの、5分程度で食べることができる。

なお、台ケ原本店の場合、朝の7時頃から店頭で整理券を配布している。書かれた時間までに集合して食べる流れになる。

●値段
信玄餅 500円

●住所
山梨県韮崎市中田町中條1767
※仮店舗。リニューアルした店舗は10月上旬オープン予定

●販売期間
6月~9月の土日

●営業時間
9:00~18:00
※水信玄餅は午前中での完売がほとんど

●アクセス
中央自動車道韮崎I.Cから約15分

●公式ホームページ
金精軒 | 山梨県北杜市で和菓子屋を営んでおります。



★ヴィラ・アフガン@北杜市

ヴィラ・アフガンは、標高1300メートルの八ヶ岳山麓にある1978年創業の欧風カレー専門店。巨大なベーコンが1枚そのままのったカレーが特に印象的で、週末は2時間待ちになることもある人気店だ。

西洋風のお店の中に進むと、魔法使いや魔女が住んでいそうな非常に凝った内装にびっくり。そして注文したショルダーベーコンエッグカレーはジブリ映画から飛び出してきたようなおいしそうなビジュアル。ベーコンが大き過ぎて下のライスが見えない。想像以上に分厚くて超ジューシー。4つの辛さから選べるカレーは普通の辛さでも体がじんわりと熱くなる感じ。味自体まろやかで食べやすく、Mサイズのライスですっかり満たされた。

●待ち時間
1階の待合スペースに入ったらまずは整理券を発券する。そして傍にある紙に整理券の番号と自分の名前を書く。これで準備は完了であとはひたすら番号が呼ばれるのを待つだけ。トイレやそれなりの数のイスがあるので、スマホや本など待ち時間を過ごすための何かがあると便利だ。

しかしタイミングによってはここからが非常に長い。ある週末の土曜の場合、開店時刻11時30分より30分以上早い10時50分台に訪れたところ、既に10組以上が待っていた。ここから約40分間待って迎えた開店の11時30分。ポイントは何番目まで呼ばれるかだが、この時は8番目までだった。座席数が25席程度と多くはないため、一巡目に入れないとさらに待つことになる。ここからの待ち時間は二巡目の前半であれば、30~40分程度だ。結果的には、12時過ぎにようやく2階のお店の中へ。トータルの待ち時間は約1時間ちょっとだった。

カレーは比較的回転の早い食べ物という印象があるが、アフガンのカレーは具材にボリューム感があり、ナイフとフォークで切る作業も多いため、手早く食べることが難しい。そのため長い待ち時間となってしまうが、カレーを目の前にするとそんな苦労も吹き飛ぶと思うので、ぜひ一度トライしてみてほしい。

●値段
ショルダーベーコンエッグカレー 1,600円

●住所
山梨県北杜市大泉町西井出8240-3510

●営業時間
水曜日~日曜日、祝日 11:30~14:30、17:00~19:30
月曜日 11:30~14:30

●定休日
火曜日(祝日の場合は翌日休み)

●アクセス
中央自動車道小淵沢I.Cから約25分
・JR小海線甲斐大泉駅からタクシー6分

●参考ホームページ
ヴィラ・アフガン(食べログ)

江戸川橋~関口フランスパン/カテドラル大聖堂/肥後細川庭園

今回は文京区で23区さんぽ。目を引くデザインの大聖堂と歴史ある回遊式庭園をご紹介。

★関口フランスパン 目白坂本店

スタートは東京メトロ有楽町線江戸川橋駅から。さんぽ前にお腹が空いたので、最初の目的地の途中にある関口フランスパンに立ち寄ってみた。

こちらは、1888年に創業し日本で初めて本格的なフランスパンを製造したお店。関口町にあった教会の孤児院の子どもがフランスに派遣されパンの製造法を学んで帰ってきたのがルーツだという。130年の歴史と聞くと少し構えてしまうかもしれないが、お店はガラス張りで中がのぞけて気軽に入りやすい雰囲気だ。

店内にはイートイン用に充実の66席。テラス席もあり、季節によってはとても気持ち良さそう。自分でトレーを持って好きなパンを選んだらレジへ。機械がパンを読み取り会計の金額を算出する仕組みは新鮮だ。

今回はプチベーコンフランスを選んでみた。定番のフランスパンは外側のパリパリ感から中のもっちり感への流れに魅了される。塩気のきいたベーコンも良いアクセントに。今度はぜひフランスパンを一本持ち帰りたいと思った。

●値段
プチベーコンフランス 173円

●住所
東京都文京区関口2-3-3

●営業時間
月〜土曜 8:00~18:00
日・祝 8:00~17:00

●定休日
12月31日~1月4日

●アクセス
東京メトロ有楽町線江戸川橋駅から徒歩6分

●公式ホームページ
関口フランスパン ホームページ



東京カテドラル聖マリア大聖堂

パン屋を後にして坂道を上がり、本日の最初の目的地、東京カテドラル聖マリア大聖堂へ。

こちらは、1964年に完成したカトリック関口教会の聖堂だ。もともとは1899年に建てられた聖堂があったが、1945年の東京大空襲により焼失。戦後しばらく再建が難しい時期が続いたものの、日本を代表する建築家・丹下健三氏が設計を手掛けて現在の形が生まれた。通常イメージする教会とは異なり、建物自体が十字を描くというデザインがとても斬新。

内部は撮影禁止のため写真はないが、中央祭壇の十字架が印象深く目に入ってくる。天窓と十字の窓からの自然光もとても神々しい。そして、周りを囲むコンクリート打ちっぱなしの壁面が様々な感情を平らかにして、心に落ち着きを与えてくれる。

素晴らしい技術・デザインに興奮するかもしれないけれど、あくまでも聖堂は祈りの場所。静かに落ち着いて見学しよう。

●住所
東京都文京区関口3-16-15

●見学時間
9:00~17:00

●アクセス
東京メトロ有楽町線江戸川橋駅から徒歩15分
東京メトロ有楽町線護国寺駅から徒歩10分

●公式ホームページ
カトリック東京カテドラル関口教会 | -東京都文京区関口にあるカトリック教会です-



★肥後細川庭園

大聖堂の向かいにある椿山荘に立ち寄りつつ、本日のもうひとつの目的地、肥後細川庭園へ。

1961年に新江戸川公園の名前で開園した池泉回遊式庭園で、幕末の頃は熊本54万石の細川家の下屋敷、1882年からは細川家の本邸として使用されてきた。2017年3月から、現在の「肥後細川庭園」の名前に改称された。

電車でのアクセスが若干よくない影響か、混雑もなく落ち着いて散策できる穴場スポットになっている。目白台の湧水を池に取り入れた造りが特徴で、この規模感の日本庭園を無料で堪能できるのはとても贅沢なことだと感じた。園内の様子を少し紹介したい。


椿山荘と肥後細川庭園を結ぶ道。建物、緑、そして脇を流れる神田川が風情ある景色をつくっている。



南門から少し進むと土橋がお出迎え。



土橋のそばはビューポイントのひとつ。大きな池の奥に見えるのは松聲閣(しょうせいかく)。



松聲閣の近影。細川家の学問所として使用された建物だ。



松聲閣側から見た庭園。十三重の塔や雪見灯籠が見える。



近くで見る雪見灯籠は存在感たっぷり。



庭園を鮮やかな花が彩る。



正面からの松聲閣。現在は展望所、集会所、喫茶を兼ねている。



2階の展望所。庭園を眺めたり、映像を見たり、座って休んだりとゆっくり時間を過ごせる。



肥後(=熊本)といえば、くまモン。玄関でかわいらしく訪問者を見守っている。


●住所
東京都文京区目白台1-1-22

●営業時間
2月~10月 9:00~17:00(入園は16:30まで)
11月~1月 9:00~16:30(入園は16:00まで)

●休園日
12月28日~1月4日

●入園料
無料

●アクセス
東京メトロ有楽町線江戸川橋駅から徒歩15分
都電荒川線早稲田駅から徒歩5分

●公式ホームページ
肥後細川庭園