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旅行やライブの記録

MISIA 星空のライヴ X Life is going on and on(感想)

2018-07-07
MISIA(ミーシャ)のライブ「20th Anniversary MISIA 星空のライヴ X Life is going on and on」へ。東京国際フォーラムの回に参加した。

会場から外にのびる長い列。メインの観客層と思われる30~40歳代の男女を中心にずらっと並んでいる。国際フォーラムでのライブは初めてで、今回は5,000人規模のホールAでの開催だった。

1階ではチケットのもぎりと花束がお出迎え。エスカレーターで2階に上がると、かなり広いロビーがある。グッズの物販は混み合っていたが、ロビー全体は混雑といったことはなくゆったり過ごすことができた。トイレの数も充実していて、男女ともに困ることはあまりなさそうな印象だ。

各階の見え方に興味があったので、1階席と2階席からステージを見てみることに。座席図では1階席、2階席という書き方になっているが、非常階段で実際の高さを確認すると一番高いところでは通常の6~7階にあたる高さだった。そのため、2階席の最後尾はかなりの高さになる。

ライブ前にはオープニングアクトがあり、女性のシンガーソングライター、Little Black Dress のRYOさんが登場。ライブ当日の7月7日はMISIAの誕生日ということで、MISIAの楽曲「Birthday Cake」を披露していたのが印象的だった。



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ここからはセットリストに沿って、いくつかの曲ごとに感想をまとめておきたい。


星の降る丘~来るぞスリリング
のっけから、声量や伸びに圧倒された。先週参加したライブで声の心配をした瞬間があったので一層感じたのかもしれない。星空のライヴのテーマソングともいえる、星の降る丘を最初に持ってくるセトリ構成にも驚かされた。

太陽がいるから~小さな風景
太陽がいるからは、ちょっぴり切ない感じのアップテンポなメロディーが好きな一曲。2002年の楽曲で、ライブでも長らく演奏されていないレア曲ということで、生で聴けたことがすごくラッキーだった。

恋人失格~SERENDIPITY
ここからは怒涛の新曲ラッシュ。第一印象でいいなと思ったのは、LADY FUNKYとLOVED。LADY FUNKYはややスローなテンポで刻む感じと間が特徴的なカッコいい曲。LOVEDは高音のサビのフレーズが印象的な一曲だった。

眠れぬ夜は君のせい~Everything
代表曲を聴けると純粋にうれしいし、どこかホッとする部分がある。直前に聴いていたのが新曲ということもあってか、この2曲からは長く歌ってきているが故の力強さや思いの厚みのようなものを感じた。どんなライブであれ、初めて生でMISIAの歌を聴く人が1人はいると思うので、そういった人でも聴きやすいようにいくつかの代表曲を毎回披露してくれるとうれしいだろうななと思った。

果てなく続くストーリー
個人的なこの日のライブのハイライトは、果てなく続くストーリーだった。観客一人ひとりが前に進んでいくのを後押しするような、ソウルフルで力強い歌声はまさに鳥肌もの。この一曲だけでもライブに来た価値があったと思える、そんなパフォーマンスだった。

Never gonna cry!~One!
Never gonna cry!もノリがよくて好きな一曲。バラード3連発の後だからこそ、会場の盛り上がりは一気にアップ。できればOne!も含めて、それぞれフルで聴きたかったというのが正直なところ。

MAWARE MAWARE~あなたにスマイル:)
前の2曲で温まった会場はさらにヒートアップ。MAWARE MAWAREのタオル振り回し、あなたにスマイル:)の終わらない腕振りとスマイル連呼が生み出す会場の一体感に思わず感動した。

アンコール:SUPER RAINBOW~アイノカタチ
アンコールでは、GReeeeNとコラボした新曲「アイノカタチ」をフルで初披露。明日へで締めと思っていただけに意表を突かれたけど、とても聴きやすいメロディーラインにすぐ引き込まれた。綾瀬はるかさん主演のドラマ「義母と娘のブルース」主題歌になっていて、今月下旬には音源もリリースされるということなので、あらためてゆっくり聴いてみたいと思った。


アンコール終了後は、MISIAの誕生日を祝うプチセレモニーが開催。MISIAの恰好を真似した女の子(ミニMISIA)も登場して会場全体で祝福した。そしてライブ恒例の「MISIAと呼んでくださ~い!」→「MISIA~!」で締め。ステージの幕が下りる前には、バックで流れているSUPER RAINBOWの音源に合わせて少し歌ってくれるサービスも。素晴らしいパフォーマンスとおめでたい雰囲気に包まれたライブだった。

セットリスト

本編

01.星の降る丘
02.来るぞスリリング
03.太陽がいるから
04.君だけがいない世界
05.恋人失格
06.LADY FUNKY
07.LOVED
08.SERENDIPITY
09.眠れぬ夜は君のせい
10.Everything
11.果てなく続くストーリー
12.Never gonna cry!
13.One!
14.MAWARE MAWARE
15.あなたにスマイル:)

アンコール

16.SUPER RAINBOW
17.HOPE & DREAMS
18.アイノカタチ

Kazumasa Oda Tour 2018「ENCORE!!」(感想)

2018-06-26
小田和正のライブ「Kazumasa Oda Tour 2018「ENCORE!!」」へ。さいたまスーパーアリーナの回に参加した。

ツアートラックを探し当てて無事に撮影完了。アリーナや200レベルへの入口近くのツアーパネルの前でも多くの人が記念撮影をしていた。
最近参加したライブの中では、チケットのチェックは厳しくない。入口を抜けてまずは自分の席を確認。ステージは前回同様、小田さんが歩いてぐるっと一周できるタイプのものだった。このステージのつくり方は、数あるステージの中でもかなり魅力的だと思う。会場の一端にステージを置くよりも、ステージが真ん中にあって観客が囲うような形の方が、みんながより近くでアーティストを見られるし、会場の一体感も高まるように感じられるからだ。



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ここからはセットリストに沿って、いくつかの曲ごとに感想をまとめておきたい。


会いに行く~こころ
個人的な感覚かもしれないが、最初の3曲は声があまり出ていなくて辛そうに思えた。あらかじめセットリストを見て、約30曲を演奏することは把握していたので、この先の展開に少し不安を感じた。こころは好きな曲なので、久しぶりに生で聴けたことは嬉しかった。

たしかなこと~小さな風景
たしかなことからは、最初の3曲で感じた声の違和感がなくなった。出だしだったので喉の調子が乗り切っていなかったのだろうか。いずれにせよ、この後はあまり心配することなくライブを楽しめそうな兆しを感じた。

愛を止めないで~そんなことより 幸せになろう
イントロとともに会場の多くの人が立ち上がった。お待ちかねの盛り上がりタイムも、さっきまでの不安は感じず思いっきり楽しめた。

東京の空~言葉にできない
ピアノ弾き語りは、小田さんのライブのハイライトのひとつ。特に、言葉にできないでは、すべての演出を無くして静寂の中で感情を込めて歌い上げている様子にものすごく引き込まれた。

good time & bad time~Yes-No
この日のライブの中で光の演出が特に目立ったのが、good time & bad time。紫のレーザーがとても幻想的な雰囲気を会場に作り出していて印象的な一曲になった。そして前半戦の締めのYes-Noへ。ここも盛り上がり、すっかり声の不安は忘れてしまっていた。

御当地紀行
ライブ開催地の観光スポットなどを小田さんが巡った映像を見る企画。
今回も、川越や鉄道博物館など、埼玉の色々な場所を訪問していた。前回見た御当地紀行も埼玉だったが、違う地域を巡ったり、川越のように同じ地域でも別の場所を巡っていて、非常にパワフルだなと感じた。相変わらずおばさまファンや若い人など、一般の人との掛け合いがとても面白く、ほかの全国各地の映像もぜひ見たいと思った。

坂道を上って~ラブ・ストーリーは突然に
ここから後半戦スタート。坂道を上っては、迫力を増したイントロとサビが印象的で、4つの新曲の中で一番引き込まれた。その後のラブ・ストーリーは突然にでは、小田さんが観客の中へ。密集した場所にどんどん進み、観客にマイクを向けて歌わせるスタイルに会場が次第に盛り上がっていく。

キラキラ~YES-YES-YES
続くキラキラでは、アリーナレベルの外側を回りながら時おり200レベルへ。階段を上り下りする小田さんのパワーには圧倒される。観客の盛り上がりも最高潮に。もちろん、アーティストの演奏を一曲通して聴きたいという思いもあるが、こうした演出もライブならではでたまにはいいなと思う。次のYES-YES-YESも、キラキラの余韻を楽しみながら盛り上がった。

さよならは言わない~生まれ来る子供たちのために
そして、再びのピアノ弾き語り。この場にふさわしいかわからないが、静寂を支配するという言葉が頭の中を横切った。

風と君を待つだけ~君住む街へ
本編ももうすぐ終わり。最後の君住む街へを聴いていると、来てくれたことへの感謝、そしてまた来てほしいという思いが強く湧いてくる。

アンコール:明日~また会える日まで
アンコールは2部構成。やはり印象的だったのは、さよなら。本日最後のピアノ弾き語りは圧巻のひとこと。この一曲を聴くためだけでもまた参加したいなと思わせるパフォーマンスだった。豪華3時間のライブで大満足。

セットリスト

本編

01. 会いに行く
02. 愛の中へ
03. こころ
04. たしかなこと
05. 愛の唄
06. 秋の気配
07. 小さな風景
08. 愛を止めないで
09. そんなことより 幸せになろう
10. 東京の空
11. 言葉にできない
12. good time & bad time
13. Yes-No
14. 坂道を上って
15. time can wait
16. ラブ・ストーリーは突然に
17. キラキラ
18. YES-YES-YES
19. さよならは言わない
20. 生まれ来る子供たちのために
21. 風と君を待つだけ
22. 今日も どこかで
23. この道を
24. 君住む街へ

アンコール(1)

25. 明日
26. またたく星に願いを
27. hello hello

アンコール(2)

28. さよなら
29. やさしい夜
30. また会える日まで