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旅行やライブの記録

YOASOBI「NICE TO MEET YOU」(ライブ感想)

※コロナ禍で参加したライブについて、うろ覚えの記憶で振り返る


(概要)
公演日:2021年12月5日(日)
場 所:日本武道館(東京都)


(背景)
・コロナの流行が始まって自宅時間が増える中、「夜に駆ける」をきっかけにYOASOBI(ヨアソビ)に関心を持ち、2020年~2021年の配信シングルのリリースラッシュを次第に楽しむようになっていった。
・2021年7月、ユニクロとのコラボUT発売を記念した無料配信ライブ「SING YOUR WORLD」を鑑賞し、有観客ライブがあれば行ってみたいと思うようになった。
・その年の秋以降に多くのアーティストがライブを計画する中、YOASOBIも初めての有観客ライブを日本武道館で2日間行うと聞きつけて抽選に申込み、縁あって立ち会えることになった。


(感想)
アーティストの初めての有観客ライブに立ち会う経験はこれまでなかったので、新鮮さ、ワクワク感、緊張感が入り混じりながら公演の始まりを待ちわびた。コロナの影響については、5回目のライブということもあってか、入退場やライブ中のお作法への抵抗感や違和感は基本的になくなっていたと思う。

このライブはとても実験的だった。会場に入ってまず目を奪われるのが、アリーナ席の代わりに配置された約1,700枚のLEDパネル。パネルが鮮やかな光を放ちながら上下するステージは美しくダイナミックだった。そして写真撮影。ライブ中の様子を撮ってもOKなのは太っ腹だ。さらに料金設定。コロナ禍でライブ料金が高騰するなか、この質感で約5,500円は大丈夫なのかと余計な心配をしてしまった。

最も印象的だった楽曲は「もしも命が描けたら」。冒頭の朗読とパネルに表示した歌詞が自在に動く演出に心を動かされた。
ライブ時点でリリースされていた楽曲を網羅してくれたのもうれしかった。YOASOBIを聴くきっかけになった「夜に駆ける」ではMVとの融合を、「三原色」では赤青緑の3色の鮮やかさを、「もう少しだけ」では Ayaseさんとikuraさんを大きく映し出すことで身近さを…各曲それぞれの雰囲気を生かしたパネル演出がとても楽しく感じられる時間だった。


(セットリスト)
本編
1 あの夢をなぞって
2 大正浪漫
3 ハルジオン
4 三原色
5 もう少しだけ
6 ハルカ
7 たぶん
8 もしも命が描けたら
9 夜に駆ける
10 怪物
11 優しい彗星
12 アンコール
13 ツバメ
14 群青

アンコール
15 ラブレター