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旅行やライブの記録

Eve「Live Tour 2022 廻人」(ライブ感想)

※コロナ禍で参加したライブについて、うろ覚えの記憶で振り返る


公演日:2022年5月4日(水・祝)
場 所:東京ガーデンシアター(東京都)


(背景)
・2021年の終盤までは、アニメ「呪術廻戦」の影響で「廻廻奇譚」は耳にしていたものの、楽曲をフルで聴くには至っていなかった。
・2021年12月、「NHK MUSIC SPECIAL」でテレビ初パフォーマンスということで試しに見たところ、流れてきた「廻廻奇譚」「ドラマツルギー」の2曲にハマり、他の曲を含めて本格的に聴くようになった。
・「ずっと真夜中でいいのに(ずとまよ)」を聴き始めたのと同じような流れに縁を感じ、歌い手・Eve(イブ)のライブがどのように表現されるか見たいと機会をうかがうようになり、春のホールツアーに申し込んで参加することとなった。


(感想)
3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークでコロナの感染状況も比較的落ち着いていたので、満席の会場内の怖さはほとんどなかった。東京ガーデンシアターは2回目だったものの、前回よりも入場にかなり時間がかかったので、開演に間に合うか心配だったが何とか事なきを得た。

開演前に短編アニメが流れているのが面白く、5分前までなら写真撮影OKというルールも興味深かった。また、Eveさんは顔出しをしておらず、ずとまよのACAねさんの時と同様に顔周辺が暗くなる演出だったので、より近い座席なら肉眼で見えるのか、双眼鏡があると見えるのかがちょっと気になった。

最も印象的だった楽曲は、「暴徒」。ZINGAI(人外…Eveさんの世界観から生まれたキャラクター)との戦いを描いたアニメのクオリティが高く、歌のパフォーマンスと高いレベルでの共演を果たしていた。ほかにも、「夜は仄か」ではサビ前にオレンジの5つの光が1つに変化する演出や、「Leo」では前方の幕と後方のスクリーンの双方で異なる映像を流す奥行きのある演出に心惹かれた。これまで見たことのない仕掛けが多く、これこそ【2020年代のライブ】という言葉が頭の中に浮かび、強く刻み込まれる体験となった。


(セットリスト)
本編
1 廻人
2 廻廻奇譚
3 夜は仄か
4 遊生夢死
5 YOKU
6 心海
7 doublet
8 LEO
9 闇夜
10 いのちの食べ方
11 slumber
12 トーキョーゲットー
13 アウトサイダー
14 ラストダンス
15 君に世界
16 fanfare
17 ナンセンス文学
18 ドラマツルギー
19 廻人
20 暴徒
21 Bubble

アンコール
22 退屈を再演しないで
23 群青讃歌