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旅行やライブの記録

Mr.Children「30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」日産スタジアム(ライブ感想)

※コロナ禍で参加したライブについて、うろ覚えの記憶で振り返る


(概要)
公演日:2022年6月11日(土)
場 所:日産スタジアム(神奈川県)


(背景)
・2019年の「Against All GRAVITY」を最後に、コロナ禍の影響で2020年12月の新アルバム「SOUNDTRACKS」に係るツアーも行われず、ミスチルのライブをずっと渇望していた。
・2021年9月、「B’z presents UNITE #01」の大阪公演にミスチルの出演が決まったが、コロナの感染状況等により応募自体を断念した。後に配信ライブを見て、行きたい気持ちが相当に高まった。
・2022年1月、待望の30周年ツアー開催が発表された。ドームとスタジアム会場が予定されていて、ドームに引き続いてスタジアムに運よくご縁があって参加できることになった。


(感想)
プレライブ、ドームに引き続いて参加できたことがとても嬉しかった。ドームとセットリストはほぼ同じと思っていたが、タガタメまでの前半まではかなりの変化があって、1曲終わるごとに次は何がくるのか興奮する時間が続いた。

印象的だった楽曲が2つあって、ひとつは「彩り」。ライブで聴くのは「TOUR POPSAURUS 2012」以来の約10年ぶりだった。10年経って社会や個人の取り巻く状況が変わったなか、この曲が描くありふれた日常の大切さを改めて思うよい機会となった。
そして、もうひとつが「生きろ」。2か月前のライブで初めて聴いた時は複雑なメロディーの衝撃に流されるだけだった。5月に音源を繰り返し聴けるようなり、歌詞を染み込ませたうえでパフォーマンスと向き合ったことで、より強いエネルギーをもらうことができた。やはり最後の「生きろ」の叫びは感動的だった。

また、ドーム以上にヒット曲の数々を惜しみなく披露していたのが、スタジアムでの周年ライブだなとしみじみ感じた。冒頭の「終わりなき旅」はもちろん、「シーソーゲーム」「innocent world」「Sign」「Tomorrow never knows」「HANABI」と豪華な面々が名を連ねていて、これだけの楽曲に一気に溺れられるのは至福の時でしかなかった。ほかにも、「ニシエヒガシエ」「光の射す方へ」「口笛」のようなアルバム「DISCOVERY」や「Q」のシングル曲をまとめて聴けたのも個人的に良かった。

結果として、2022年はミスチルのライブに3回参加することができて素敵な上半期の彩りになった。個人的には「SOUNDTRACKS」の収録曲をもっと聴きたかった。「turn over?」「君と重ねたモノローグ」「Birthday」「The song of praise」など…今後のツアーで挟んだり、改めてアルバムツアーを行ったりする機会を期待したい。


(セットリスト)
本編
1 終わりなき旅
2 名もなき詩
3 海にて、心は裸になりたがる
4 シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~
5 innocent world
6 彩り
7 口笛
8 車の中でかくれてキスをしよう
9 Sign
10 タガタメ
11 Documentary film
12 DANCING SHOES
13 LOVEはじめました
14 フェイク
15 ニシヘヒガシエ
16 Worlds end
17 永遠
18 others
19 Tomorrow never knows
20 光の射す方へ
21 fanfare
22 GIFT

アンコール
23 エソラ 
24 HANABI
25 生きろ